慶應オープンイノベーション信濃町慶應オープンイノベーション信濃町

TOP 研究者の皆様 企業との連携/研究者インタビュー

企業との連携

研究者インタビュー

「シーズ公開データベース」には、産学連携担当者が研究者との面談を通じて企業向けに作成した資料を掲載しています。このデータベースを活用し、産学連携担当者の伴走のもと企業との連携につながった研究者にインタビューしました。

2023.03.09

創薬シーズ公開データベースを通じて、企業公募の採択へ

企業研究者から公募への依頼を受けたとDB担当者からの連絡がありました。本DBへの登録には、研究内容について担当者と企業目線の資料を共同作成することによりアピール度が増したものと考えています。企業公募への応募については、企業側のニーズが読みにくく、採択率も高くないことから公募情報を頻回にチェックすることはしていませんでしたが、企業からのアプローチがあったことで応募を意識し、共同研究締結につながったと考えています。

産学連携コンシェルジュより

企業研究者がDB登録した研究を検索したことがきっかけで採択に至りました。企業公募の採択率は高くありませんので、応募数も減少傾向にあり、企業からも新たな発掘のツールとして本データベースが期待されています。また、Wish listが非公開の企業もありますので、マッチングツールとしての重要度が増しつつあります。なお、同企業の公募に対して、臨床研究推進センターとの共同で合計2件の共同研究締結に結び付きました。

2023.03.08

創薬シーズ公開データベースを通じた、企業から のコメントフィードバック企業公募の採択へ

腎臓病に対するワクチン開発において、製薬企業との共同研究を希望し、本DBへの登録により企業からのコメントを貰うなどのフィードバックが研究の推進につながりました。投薬対象が動物へと変わりましたが、海外企業との秘密保持契約を締結することにより今後の開発への糸口をつかめたのではないかと考えています。

産学連携コンシェルジュより

本件は製薬企業数社への開発の可能性の聞き取り調査を実施し、その意見を研究に反映させていただきました。残念ながら、国内製薬企業との共同研究ではありませんでしたが、知財グループとの共同により、国内展示会を通じて話が進みつつあります。

2023.03.07

創薬シーズ公開データベースを通じた、知財との連携強化

製薬企業との共同研究を希望していましたが、研究者が広く研究を紹介するには限界がありました。本データベースへの登録により、データベース担当者と知財担当者の連携が深まり、展示会を通じて企業との共同研究に向けての秘密保持契約締結を予定しています。

産学連携コンシェルジュより

知財グループとの連携により、国内展示会で製薬企業への個別面談を通じて紹介してきました。ポスター展示により、予想外の企業から声がかかり、秘密保持契約締結後に協議を開始する予定です。